メキシコへ行きたいな~と思っているみなさま、あるいは、具体的にメキシコ旅行の計画を立て始めた方にとって、「じゃあ、旅費は総額でいくらかかるんだろうか?」という大きな疑問がまず発生するのではないでしょうか?
先日、メキシコ・キューバ旅行に個人旅行をしてきましたので、その時にかかった旅費総額をこの記事でご紹介したと思います。
日程・旅程次第で旅費は変わってきますので、参考としてご覧いただけると幸いです。
1.総額35万円かかりました
まずは結論から。
私の場合、メキシコ・キューバ旅行に総額35万円必要でした。
以下で、私の旅行条件や旅費の内訳について詳細に執筆します。
2.私の旅行条件

私の旅行条件は以下の通り。
- 旅行期間:6泊9日
- 訪問国 :メキシコ(メキシコシティ3泊、カンクン2泊)、キューバ(ハバナ1泊)
- メンバー:女2人
- 旅行形態:個人旅行
メキシコだけでなく、キューバにも訪問。
余談ですが、このスケジュール感では非常にカツカツの旅になりました…。
旅行期間を6泊9日以上に増やせないのであれば、メキシコとキューバを抱き合わせるのはやめておいた方がいいと感じました。
3.旅費35万円の内訳
さて、それでは旅費総額35万円の内訳を紐解いていきましょう!
なお、旅費はすべて1人分の金額を記載します(宿泊費等は2人分を割って1人分に換算)。
(あまり細かく書くとかえってわかりづらいと思いますので、1000円単位で記載します。)
(1)国際線航空券(往復)
まずは国際線航空券。
今回、ANA直行便を利用しましたので、お値段高めの165,000円の出費でした。
(2)日本国内移動費
今回、成田空港からのフライトになりましたので、そこまで移動する日本国内での旅費も発生。
成田空港までの航空券等で20,000円かかりました。
(3)現地交通費
今回の旅行では、メキシコシティ・カンクン・ハバナの3都市を旅行しましたので、都市間での移動費もかかりました。
- メキシコシティーカンクン:12,000円
- カンクンーハバナ :16,000円
- ハバナーメキシコシティ :18,000円
以上を足し合わせ、航空券だけで合計46,000円。
そのほか、長距離バス、タクシー等の代金も含めると53,000円となりました。
ここがかなりの出費となり、痛いですね…
(4)宿泊費
今回はメキシコではホテル、キューバではカーサ(個人の家)に宿泊しました。
- メキシコシティ(3泊):11,000円
- カンクン(2泊) :19,000円
- ハバナ(1泊) :3,000円
以上で計33,000円の出費。
カンクンが1泊10,000円近くかかっていますが、これはオールインクルーシブ(食事代、バー代等全て込みのプラン)に宿泊したためです。
ここはもっと削れたかなと、旅行後の今になって思っています。
(5)食費

食費については1日平均を。
私は、「庶民~中級」レベルの食事を楽しんでいましたが、このレベルで1日だいたい2,000円ほど。
以下の記事でも執筆していますが、タコスなんかは1つ140円でかなりのサイズのものがいただけますので、食事の選び方次第では1,000円程度で済むかもしれません。
≪【メキシコ①】めちゃ安くておいしいタコス屋さんを発見したぞ≫
2,000円×9日=18,000円なり。
(6)海外旅行保険
これはほぼすべての旅行者に加入必須。海外旅行保険。
私の場合は、クレジットカードの付帯保険を活かしつつの保険選択をしましたので、2,000円で済みました。
(ご参考までに…実は、みなさんがお持ちのクレジットカードには海外旅行保険が付帯しており、その保険を海外旅行の際に活用できちゃうんです。詳細は以下の記事で執筆しております。)
7.現地ツアー(カンクン・セノーテ遊泳等)

こちら、ちょいとお高めの23,000円。
カンクン現地ツアーは、チチェン・イッツァやセノーテ、ピンクレイク等盛りだくさんの内容のツアーでしたので、これだけの出費になったのも仕方ないかなと思います。
セノーテ遊泳はとっても素敵でしたよ!メキシコに行ったからには、どこかのセノーテで泳いでおくことをおすすめします。潜ると、中の構造がわかっておもしろいですよ。
ピンクレイクはカメラ持ち込み禁止なので要注意(スマホはOKです)。
8.その他
その他諸経費として、以下の費用が発生。
レンタルWi-Fi | 1,000円 |
ツーリストカード(キューバ) | 6,000円 |
お土産購入費 | 10,000円 |
その他諸経費 | 14,000円 |
計 | 31,000円 |
合計31,000円。
また、私の場合、お土産購入費が10,000円と安く済んでいますが、人によってはここが20,000-30,000円になってくるのではないでしょうか。
その他諸経費が高額となっていますが…
実は、現地の航空会社ボラリスを利用した際に、ちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまいまして(´∀`;)
そのせいで費用が多めに。この失敗談は以下の記事から…笑ってやってください…
参考 ー現地通貨の両替額ー
ご参考までに、私がメキシコおよびキューバで現地通貨に両替した金額を書き留めます。
メキシコペソ | 10,000円分 |
キューバ兌換ペソ(CUC) | 16,000円分 |
今回の旅では、クレジットカードの出番は殆どなく、スーパーで使用した程度です。
メキシコではクレカを使用できるお店は多いですが、キューバではまず使用できません。環境が整っていないので。
なお、今回はメキシコペソは両替、キューバ兌換ペソはキャッシングを利用しました。
結論から申し上げますと、メキシコ・キューバともにキャッシングを利用した方が断然レートが良いです。
(メキシコでの両替のコツや、キャッシングの方法については別記事を執筆予定です。)
4.旅費を削るとしたら…
正直言って、この旅行期間の個人旅行で旅費35万円はかなり高額な部類です。
じゃあどっか削れるところあったんじゃないの?はい、探してみました。
費用分類 | 実費 | 削減検討後 |
国際線航空券 | 165,000円 | 130,000円 |
キューバ行き航空券 | 16,000円 | 0円 |
削れるところそんなになかった。
まず、国際線航空券は、ANA直行便→乗継便(米国等経由)に変更することで35,000円程度抑えることが可能。
ただし、乗継便は差額が35,000円しかないのに、総フライト時間が長くなることや手続きの煩雑さという問題点あり。
また、キューバについて、メキシコと抱き合わせず次回以降に単独で訪問するのは大いにありです。
理由としては、6泊9日程度ではメキシコ一国を回るのに精いっぱいだから。
わたしは今回、キューバに行った分、メキシコの都市・グアナファトに行くのを断念しました…
コロニアル都市、行きたかった(´;ω;`)
これら2点を削ることで約51,000円の費用削減になります。
5.参考 ーツアーの相場ー
では、個人旅行ではなく、ツアーを利用した場合の相場はどうなのでしょうか。
全て成田発で調査してみました。
旅行会社 | 旅行条件 | 訪問都市 | ツアー総額 |
A社 | 10月発、7泊10日 | メキシコシティ、カンクン、サンタクララ、ハバナ、トリニダー | 455,000円 |
B社 | 9月発、6泊9日 | メキシコシティ、カンクン、ハバナ | 211,000円 |
C社 | 9月発、6泊9日 | メキシコシティ、カンクン | 168,000円 |
これはびっくり。
ツアー利用ならこんなに安く行けるプランもあるのですね…。
B社のツアーなんかは、私の旅程とほぼ同じ。そして、ツアーはほぼフリータイム。それでいてこのお値段。
メキシコ・キューバはツアー利用で行った方が安上がりですね。
この記事を執筆しながらショックを受けています…数万円も安く行けてたなんて(´;ω;`)
6.まとめ

メキシコ・キューバ旅行には、個人旅行の場合35万円程度の費用が必要となります。
国際線航空券 | 165,000円 |
日本国内移動費 | 20,000円 |
現地交通費 | 53,000円 |
宿泊費 | 33,000円 |
食費 | 18,000円 |
海外旅行保険 | 2,000円 |
その他諸経費 | 54,000円 |
計 | 345,000円 |
しかし、ツアーを利用することにより、ぐっと費用が抑えられる可能性も高いです!
私と同じ旅程の、メキシコシティ・カンクン・ハバナを周遊するツアーなら、9月発のものだと21万円台から!
しかもほぼフリータイムなので、個人旅行と同様の自由さで動き回ることができます。
ただし、旅行をする時期によっては個人旅行の方が安上がりになる場合も。
以上のことから、まずはツアーを探してみて、安いプランがあればそれを選択、安いものがない時期であれば個人旅行という選択をするのがいいかなと思います。
旅費は莫大な費用がかかります。
「こっちの方が安かったんだ!」と後日後悔をすることがないよう、しっかりリサーチしてから旅行の方法を決めてくださいね!
(少なくとも、ツアーにすればよかったと大後悔中の人間がここにいます(´;ω;`))
以上、メキシコ・キューバ旅行に必要な費用についてでした!
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