こんにちは!ふみづきです。
日本人が海外旅行をする場合、ビザは不要であることが多いです。
キューバもその例に漏れず、ビザは不要。
しかし、ビザの代わりに必ず準備しなければならないものがあります。
それは「ツーリストカード」。
この記事では、ツーリストカードの入手方法や、私が入手の際に直面したトラブル等を綴っていきます(‘ω’)ノ
1.ツーリストカードとは
1.キューバ入国に必須の書類
観光目的でのキューバへの入国であれば、ツーリストカードは必須。
これがあれば、1回につき30日まで、キューバへの滞在が認められます。
2.発行に時間がかかる
これは注意点なのですが、申請方法次第では、ツーリストカードは発行にそこそこ時間がかかってしまいます。
郵送申請の場合、10日~14日はかかると思っておいたほうがいいでしょう。
キューバに旅行することが決まっているのであれば、早め早めの準備に取り掛かることをおすすめします!
2.ツーリストカードの入手方法
1.キューバ大使館へ郵送申請
おそらく一番利用者の多い申請方法。
キューバ大使館宛ツーリストカード申請係宛に、申請書一式を送付する方法です。
申請に必要な書類等は以下の通り。
- パスポートコピー1部
- 申請書(当HPよりダウンロード可。)
- 顔写真(申請書に添付。5×5cm以内)
- キューバ往復航空券の予約確認書のコピー1部
- キューバでの宿泊先の予約確認書のコピー1部
- 返信用封筒(長形3号程度)に住所氏名を記入し切手をお貼り下さい。
- 代金5,600円(2,100円+3,500円の別途費用)の振込明細票
●振込先 三菱UFJ銀行 広尾支店(普)1128153 名義:キューバ共和国大使館
現金は受け付けません。上記口座に振込み、振込明細書を必要書類と併せて大使館宛にご郵送下さい。振込人名はローマ字で入力下さい。
郵送先:〒106-0044 東京都港区東麻布1-28-4 キューバ大使館 ツーリストカード申請係 宛て
キューバ大使館領事部: http://misiones.minrex.gob.cu/ja/ri-ben/servicios-consulares
顔写真5×5cm”以内”?
これ、気になった方多いんじゃないかなと思いますが、以内、ということなので、5×5cmでなくても大丈夫です。
実際、私はTOEICの時に使わなかった4.5×3.5cmの顔写真を張り付けて申請しましたが、何の問題もなくツーリストカードを発行してもらえました。
(TOEIC用なので、4×3cmだけが欲しかったんですけど、コンビニの横の写真機で撮影したら4.5×3.5cmもついてきてたんです。まさかこんなところで役に立つとは…(ノД`)ありがたや)
振込人名義に注意!
これ、見逃しがちですが、要注意です。
申請代金を振り込む場合は、振込人名義をローマ字に修正のうえ、振り込みましょう。
おそらく、デフォルト設定では振込人名義はカタカナになっていると思います。
振込前の画面で名義を変更できるので、必ずローマ字に修正のうえ、振り込んでくださいね。
…かくいう私、うっかりカタカナ名義で振り込んでしまいまして(´;ω;`)
キューバ大使館に問い合わせた結果、事なきを得ました。カタカナ名義で振り込んでしまった場合の解決方法は後述しますので、もし私と同じく間違えてしまった方はご確認を。
2.キューバ大使館領事部で直接申請
これは大使館領事部が近場にある場合におすすめ。大使館領事部へ赴き、直接申請する方法です。
郵送申請と比べ、直接申請は安上がりなどのメリットがありますが、反対にデメリットもあるんです。
メリット | 1.申請代金が2,100円で済む(郵送申請は5,600円) 2.ツーリストカードを即日発行してくれる |
デメリット | 1.大使館領事部の窓口は平日の9:00-12:00までしか開いていない 2.代金を申請の2日前までに振り込んでいないと受け付けてもらえない 3.パスポート原本がいる(郵送申請はコピーのみでOK) |
平日の9:00-12:00までしか開いていないとなると、たとえ近場に住んでいても、カレンダー通りのお仕事がある方は直接申請は難しそうですよね。
郵送申請よりも安上がりなのは大変魅力的ですが、ちょっとした手間が大きいのが事実なので、郵送・直接のどちらにするかはご自身の状況次第で決めてみてください。
3.キューバやメキシコの空港で入手
なんと、ツーリストカードはキューバでも入手可能。どころか、メキシコの空港でも入手可能です。
私はメキシコのカンクン経由でキューバ入りしたのですが、カンクンの空港でチェックインの列に並んでいるときに、ツーリストカードをしこたま抱え込んだおじちゃんに「カード持ってるぅ~?」と聞かれました(´∀`;)
まあそれはそれは大量のツーリストカードでした…いくらで売っていたのかは不明ですが、おそらく定価(2,100円程度)でしょう。
メキシコシティ国際空港や、キューバのホセ・マルティ国際空港でツーリストカードを販売していたかどうかまでは確認できませんでしたが、少なくとも、カンクン経由でキューバ入りする場合は、最悪カンクンの空港でツーリストカードを入手できそうです。
(ただ、やはりほかのブロガーさんが記しているように、時間があるなら日本国内で入手しておいた方が安心でしょうね。あくまで私が旅行した感じだと、現地でも入手できそうな雰囲気はありましたが(‘_’))
3.ツーリストカードの申請手順(郵送の場合)
1.大使館領事部のHPから申請書をダウンロード
まずはキューバ大使館領事部のHPから、申請書をダウンロードしましょう。
申請書のURLはこちら↓
http://misiones.minrex.gob.cu/sites/default/files/formularios/editorjapon/visas.pdf
2.申請書に記入
申請書をダウンロードしたら、さっそく記入(´∀`)
なお、この申請書、パソコンをお持ちであれば、一旦パソコンにダウンロードしたうえで作成した方が楽かもしれません。直入力できるし、プルダウンから選択できるように作られているので。
ふむふむ…何やら難しそうな申請書ですが。作成はそんなに難しくありません!
記入例を掲載しますので、ご参考になさってみてください(‘ω’)ノ
(記入例に不備があったため、一旦削除しています。修正後、再アップします。)
申請書の一番右下に変な青い線が入ってしまいましたが、この部分は手書きで署名をしてください。
3.所定の金額を大使館領事部へ振り込む
申請書の準備ができたら、大使館領事部へ申請代金の5,600円を振り込みます。
なお、振込人名義は必ずローマ字に設定しなおしてください。
4.必要書類をそろえ、郵送
振込が完了したら、大使館指定の書類をそろえたうえで郵送しましょう。
返信用封筒に切手を貼るのを忘れないように。
5.10日程度でツーリストカードが手元に
申請から10日~2週間ほどで大使館領事部から申請書が届きます。
私は12日くらいだったかな。
あとはこのツーリストカードをキューバ旅行にしっかり持参すれば完璧です!(´∀`)b
4.ツーリストカードの申請の際の注意点
1.発行に時間がかかる
初めにも少し述べましたが、ツーリストカードの発行には2週間前後時間が必要。
私の場合は、申請から12日後に届きました。
余裕をもって3週間前には申請が完了しているとGood。
2.振り込みの際、名義に注意!
これは私も失敗しました…
郵送申請の場合、現金5,600円を大使館領事部へ振り込む必要がありますが、その際の振込人名義をローマ字ではなく、カタカナ等、通帳の初期設定のまま振込してしまうパターン。
大使館領事部のHPには「ローマ字で記載」するように指示があります。
(この指示がしーっかり文章を読まないとついつい見落としちゃうレベル(´;ω;`))
では、失敗したらどうしたらいいのか?
キューバ大使館に問い合わせたところ、「振込明細書の名義欄に、手書きでローマ字氏名を記載すればいい」とのこと。
これにはほっとしました…また5,600円を振り込みなおせ、なーんて話になったらたまったもんじゃありません(ノД`)
私も振込人名義を間違えてしまったので、ローマ字氏名を手書きで記入してツーリストカードを申請したところ、何の問題も無く発行してもらえました!
5.まとめ
- 観光目的でのキューバへの入国であれば、ツーリストカードは必須
- 入手方法は、「郵送申請」「大使館での直接申請」「空港での入手」の3つ
- ツーリストカードの発行には2週間程度かかるので注意
- (郵送申請の場合)代金の振込時、振込人名義は必ずローマ字で!
ツーリストカードの申請自体はそれほど難しいことではありませんが、発行に2週間かかる点には注意が必要。
スケージュールに余裕をもって申請し、キューバ旅行を楽しみましょう!
以上、ツーリストカードの申請方法についてのまとめでした!
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