みなさんは海外旅行でクレジットカードを利用したキャッシングをしたことがありますか?日本で生活していると、キャッシングとは漠然と「借金」というイメージがあって手を出しにくいですよね。
しかし、実は海外旅行における外貨獲得の手段としてキャッシングは大変優秀。特にメキシコにおいてメキシコペソを入手する際は、両替よりもキャッシングが断然おすすめなんです。
この記事を読み終えたときには、きっと海外でのキャッシングにチャレンジしたくなっているはず。さっそく、解説スタート!_( _´ω`)_
1.メキシコでキャッシングがおすすめな理由
(1)両替よりも手数料が安い

一番のメリットは、両替所などでの両替と比べ、手数料が安く済むことです。
両替所での両替の場合、為替レートの3~5%程度の金額が両替手数料として発生します。わかりやすく米ドルで例えると、1ドル125円時に両替すると、手数料込みの両替レートは130円~になる感じです。
対して、クレジットカードでのキャッシングの場合ですが、楽天カードの場合、実質年率(貸出金利のこと)は18.0%となっています。クレカでのキャッシングの場合、毎月返済のタイミングがありますので、借入日数は最大でも30日。仮に30日借入た場合の金利は、「18.0%÷365日×30日=1.5%」となり、両替所での両替手数料の半分以下で済んでしまいます。実際の借入日数は30日よりも短くなるはずなので、貸出金利はもっと低くなります。
せっかくの旅行だし、お金は手数料として払うのではなく、おいしいごはんや現地での観光費用に充てたいですよね。
以下、所有者が多いと思われる、楽天カードの海外キャッシングの公式HPをリンクしておきます。

(2)両替の列に並ばなくていい
レートのいい両替所は、日本国外問わず行列ができていることもしばしば。しかも、両替所では人の手で両替手続きを行いますので、並んでいる人数以上に待ち時間を感じますよね。私も実際にメキシコで並んで両替しましたが、メキシコは他国と比べて両替待ち時間がかなり長いと感じました。しかし、キャッシングであればその長蛇の列に並ぶ必要なし。
私自身、海外のATMに行列ができている光景って、ほぼ目にしたことがありません(日本だと、お昼休みなど特定の時間帯はとても混雑していますね(´∀`;))。貴重な海外旅行において、両替時間の短縮ができるのは嬉しいですよね。
(3)確実にメキシコペソを入手できる

これは特に、日本国内でメキシコペソを両替しようとしている方に向けて。
日本国内では、ほかの通貨に比べると、事前にメキシコペソへを両替しておくことが難しいです。というのも、メキシコペソはマイナー通貨のため、取り扱っている両替所が少ないのです。銀行による宅配両替サービスでも、メキシコペソはサービス展開がほぼないはずです。
日本国内であれば、成田空港や羽田空港など、主要な空港にて両替が可能ですが、レートはあまりよくありません(一部ブログでは、「日本で日本円から米ドルへ両替→メキシコで米ドルからペソへの両替」が推奨されているほど、日本国内でのメキシコペソの両替はレートが良くないのです)。
このため、レートが悪く、もしかしたらフライト前に両替のタイミングを逃す可能性がある国内両替に頼り切ることは、金銭的にも精神的にも負担大です。メキシコ現地での選択肢として、確実にペソを入手できるキャッシングを両替手段として確保しておくことをおすすめします。
(4)レートが安定している(ぼったくられない)
キャッシングならではの利点。どのATMで両替しても同一レート(円ペソのレートにATM手数料が乗っかるだけ)なので、レートのよい両替所を探し回る必要がありません。メキシコペソって、本当に両替所によってレートがばらばらでした。メキシコシティ国際空港でどれだけうろちょろ探し回ったことか…
時間の有効活用という意味でも、ATMでさくっと両替すべきだったと、今になって反省しております…。
(5)ATMさえあればどこでも両替可能
ATMさえあればどこでも両替が可能。つまり、必要以上に現金を持ち歩く必要がないし、思いがけないタイミングで現金が不足しそうになっても、ATMがあればすぐに現金の調達ができちゃいます。
街中の両替商で都度両替でもよいのですが…必ずしもよいレートの両替商が近くにあるとは限りません。時にはぼったくりレートの両替商だっていますから(´・ω・`)
ATMはどの国でも都市部であればそれなりの数が設置されているはずですので、両替商を探し回ったり、レートに拘る必要がないキャッシングの利便性はかなり高いといえます。
2.メキシコでのキャッシング方法

続いて、メキシコでのキャッシング方法について。
(1)【事前準備】クレジットカードのキャッシング機能を有効にする
まずは旅行前に、お手持ちのクレジットカードのキャッシング機能を有効にしておきましょう。
日本国内だけであればキャッシングはまず使用しない機能なので、初期設定ではオフになっている方もいると思います。現地で機能切り替えもできますが、カード会社によって手続き完了まで時間がかかる(楽天カードは24時間後だった気がします)ので、フライト前に済ませておくのがベターです。
(2)ATMを探す
メキシコシティ国際空港などに到着したら、入国審査が終わり次第、ATMを探してダッシュ!
メキシコシティ国際空港であれば、到着ロビーの壁沿いに何台か設置があります。両替商は出口側に横一列に並んでおり、ATMはその反対側の壁側にあり。
(3)操作言語を英語にする
ATMを発見したら、まずは操作言語を英語に変更(スペイン語ができる方はそのままでOK笑)。
メキシコへ旅行を検討中のみなさまであれば、ある程度英語はできるのではと推察します。操作言語を英語にしてしまえば、あとは何となーくで、出金操作を完了できるはずです(ちなみにわたしは残念な英語力なので、ATMの前で四苦八苦(´;ω;`))。
3.メキシコペソはキャッシングで手に入れよう!
海外旅行における外貨の両替は、基本的にどの通貨でも、両替所での両替よりも現地でのキャッシングの方がレートがよいです。そして、メキシコペソとなると殊更、キャッシングが優位に働きます。理由をまとめると以下の通り。
- 両替よりも手数料が安い(両替3~5%、キャッシング1.5%程度)
- メキシコの両替所は待ち時間が長いけど、キャッシングなら並ばなくてOK
- 日本国内でメキシコペソを入手できる場所は限定的
- 様々なレートが存在する両替所と違い、どのATMも均一手数料
- ATMさえあればどこでも両替できるので、大金を持ち歩かなくてよい
私もメキシコの度でキャッシングの有用性を実感したので、これからの海外旅行ではキャッシングをガンガン使っていくつもりです!ああ、コロナよ…
みなさんもぜひ、キャッシングにチャレンジしてみてください(´∀`)
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