【撤去工事 前編】真横に生えた親知らずを抜歯しました。

雑記

こんばんは!ふみづきです。

突然ですがみなさん、「親知らず」を抜歯した経験はありますか?

「痛そうだし怖いし、歯医者に行く勇気がない…」なんて方も多いかもしれませんね。

かく言う私、2018年11月下旬に左側の親知らずを撤去いたしました。

あれは「抜歯」なんて生ぬるいものではない。まさに「撤去工事」。

この記事は、その戦いの記録。

これから親知らずに立ち向かうすべての方へ捧げます。苦しみの世界をとくとご覧あれ。

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1.親知らず抜歯までの大まかな流れ

まずは、抜歯手術完了までの大まかな流れを。

  1. レントゲン撮影
  2. 抜歯手術の予約
  3. 抜歯(&縫合)
  4. 抜糸(抜歯の1週間後)

こうやって文字だけで見るとあっさり見えますね。でもね、そんなことはありません

親知らずが真横に生えていてしまった場合、とんでもない手術が待ち受けているのですから。

なお、親知らずについては以下の歯医者さんが詳しくまとめてくれています。

親知らずの抜歯 | 三軒茶屋マルオ歯科
親知らずを抜くと必ず腫れると思っていませんか?上顎と下顎では抜歯の方法・リスクなど色々異なります。適切な診断、画像検査を行えば抜歯後の痛み、腫れを最小限に留めることが出来ます。三軒茶屋マルオ歯科ではインプラントおよび抜歯などの外科治療において経験豊富な歯科医師が担当します。
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2.手術に向けて

1.レントゲン撮影

まずはレントゲン撮影。

私の場合、親知らずと思われる歯が歯茎からほんの少し覗いていたので、「ああ、これはきっと親知らずだな」と気付くことができました。

本当に軽い気持ちで抜歯を決意。歯医者さんへ。

そして撮影してびっくり。親知らずちゃん、真横を向いて生えてます

2.歯医者さんから抜歯の説明

真横を向いた親知らずを写したレントゲン写真。

この写真を見つつ、歯医者さんはかく語りき。

「ああ、寝ちゃってるね。この手の親知らずは苦労するよ。歯茎を切開するからね。普通の親知らずよりも治りは悪い。」

こんな宣告をされたらさすがにためらう。

でも、真横の親知らずを放置すると、歯並びが悪くなってしまうんですよね。

私はこれが嫌でした。ですので抜歯を決意。やるしかない。

3.抜歯手術の予約

抜くと決めたら、まずは抜歯予約。

私は「三連休前の木曜日」を選択。

苦労すると宣告されていますからね。私はここへさらに、会社の有給をひっつけて四連休にしました。

4.抜歯当日までに準備したこと

この日から抜歯当日まで、普段の食事を噛みしめました。抜歯後は暫くよく噛めないかもしれないから。

それと、抜歯後にどんな食事をすればよいのかを事前に調査。

  1. 吸い込んで食べるものは×(血餅が剥がれるため)
  2. ごはんつぶは抜歯跡に溜まるので注意
  3. 術後痛いからとごはんをあまり食べないのも×(栄養不足で傷の治りが遅くなる)

以上を踏まえ、事前に「スープパスタ」と「雑炊のもと」をいくつか購入

これがね、凄く役立ったんです。雑炊なんて、自分で味を作ったりもしていたので、何食お世話になったかわからん。

そして、そうこうしているうちに、その日は訪れてしまったのです。

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3.いざ、手術

1.最後の晩餐

島根ワイナリーのステーキ

術前の食事を何にするか、ですが。

私、コンビニのイートインでとんこつラーメンいたただきました。

18:00で予約してたから、仕事の後にお店でごはん食べる時間なんてなかったんや…

しかもこのとんこつラーメン、おいしくない。

最後の晩餐がこんな形で終わってしまったことに対し、若干の後悔を残しつつ歯医者へ。

2.麻酔タイム

歯医者に着くと、すんなり治療室へ通されます。

まずは麻酔。

この麻酔、ほんの少しではありましたが痛い。そして緊張からか、麻酔中にやたらどきどき。

しかしこれ、歯医者さん曰く「麻酔中は血圧が上がるから身体が緊張状態になる」とのこと。なるほどね。

麻酔が効くまで30分必要。横になりその時を待つ。

3.抜歯

30分後。麻酔、しっかり効いてきた。触られてもなーんにも感じない。

「じゃあ始めましょう」

その言葉と共に、歯医者さんはメスらしきものを、助手と思われる女性は流れる唾液や血液を吸い取るための器具を手に。

サッ……

……???

麻酔すごい。何にもわからない。

でも助手さんは忙しそうに吸引器を動かす。うん、今きっと歯茎から血がたくさん流れてるんだろうな。

うん、口の中に液体がたまっている感じがするぞ。横になりながらそんな事を考える。

すると歯医者さん、ウィィィンと音の鳴る器具を手に…

そして、

キィンキィン、ガッガッ、キィィィン……

(((´・ω・`)))

後でわかりましたが、この時、真横になった歯を摘出するために、5つのピースに砕いていました。ついでに邪魔な歯(あごの骨)も削る。

そして親知らずの分割後、ついに抜き取る作業へ。

この作業が本当に凄かった。凄まじかった。

だって、

バッキィィィン、ガリガリ、ガッ、ガッ、バコン

こんな音が自らの口内から流れるのです。

砕かれた親知らずが悲鳴をあげながら、1ピースずつ、白い布の上へ。

しかも歯医者さん、私の下顎(というかほぼ前歯)に手をかけ、力一杯親知らずを引っこ抜く!

麻酔のおかげで痛みは無いけど、あご!あご!前歯ー!

歯医者さん!歯が折れる!!!(;o;)

とハラハラしながら撤去工事を受けておりました…。

もうね、本当に体験しなきゃわからない。この工事の凄まじさは

そして、親知らずの撤去が完了。抜歯跡を縫合していただきました。

麻酔がしっかり効いてくれていたので、縫合中も痛みは全く感じませんでしたよ

4.止血

「はい、終わりましたよ」

どうやら、縫合作業は完了した様子。

歯医者さんから、ガーゼを強く噛むように指示。止血をするようです。

しかし、指示通り噛んでいましたが、血がなかなか止まりません。だらだら。

ガーゼを替えても替えても真っ赤っかになって出てきます。さすがに焦る。

歯医者さんも、このままでは血が止まらないと判断したようで、追加でもう1か所縫合することに。

麻酔よ、ありがとう。

そして、ガーゼを2回ほど取り替えた後、ようやく血は止まりました。

ただ、帰宅後、再度出血。これがなかなか止まらん。

もう死ぬんか私は?と思いましたが、考えても止まらんので寝て翌朝命があることに賭けることに。

翌日、私は無事朝を迎え、口内の出血も無事停止。

寝る前ホント凄かったですよ。口の中が血だまり。でも寝たら止まる!みなさん、安心して寝よう!

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4.前編終了

記事が長くなりそうなので、ここで一旦区切り。

縫合後の経過、抜糸については後編にて記録。

あの音は本当に堪えますよ…バッキィィィン

そして、抜歯直後は血がなかなか止まらなかったり再出血したりしますが安心してください。

大丈夫ですあなたは死にません。寝たら翌朝には止まってますよ!

それでは、後編で続きを綴ります。よろしければご覧になってくださいな(‘ω’)ノ

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