日本屈指の温泉街・城崎温泉。
訪問時はあいにくの雨の中の外湯めぐりでしたが、雨の滴る城崎もまた、雰囲気があり素敵でした。旅行記のはじまり、はじまり。
1.城崎温泉について
(1)兵庫県豊岡市とは

城崎温泉の位置する兵庫県豊岡市は、兵庫県の北部、日本海側にあります。人口は82,000人ほど。
豊岡市、とりわけ城崎の名物は、麦わら細工やだんじり太鼓、そして地ビールなどがあります。
豊岡市のゆるキャラは「玄武岩の玄さん」。この岩、なんか怒ってるよ…((((;゚Д゚))))

(2)絶対楽しむべきは「外湯めぐり」

城崎温泉で楽しむべきは「外湯巡り」。
城崎温泉には7つの外湯があり、外湯一日券「ゆめぱ」を購入すれば、外湯7つに入り放題。
ゆめぱは大人1,300円、外湯1回の入浴は700円~なので、外湯に2回以上入るのであれば、ゆめぱを購入した方がお得。
せっかく城崎へ来たのですから、外湯めぐりを満喫しなければ。というわけで、もちろんゆめぱを購入(´∀`)ゆめぱは、各温泉のカウンターで購入可能です。
(3)基本情報・アクセス
城崎温泉は、JR城崎温泉駅が最寄り駅となります。
JR城崎温泉駅を降りてすぐ左手には「さとの湯」があり、電車待ちの時間にもさっと入浴可能。
駅近辺には駐車場(有料)もあるため、車での訪問も可能。兵庫県南部の神戸や姫路とは違い、北部を観光する場合は車が必須になるので、城崎温泉以外も観光の予定があるなら、レンタカーやカーシェアといった車での移動も検討しておくことをおすすめします。
名称 | 城崎温泉(きのさきおんせん) |
所在地 | 【城崎温泉駅の住所】 〒669-6103 兵庫県豊岡市 城崎町今津283 |
駐車場 | あり(有料のみ) |
外湯巡り | 外湯1日券「ゆめぱ」 大人1,300円、小人650円 |
関連HP | きのさき温泉観光協会公式HP 城崎温泉の旅館一覧(じゃらん) ![]() |
2.温泉街は雰囲気抜群
それでは早速、私が城崎温泉を訪問した際の写真と併せてレポ開始!
訪問日はあいにくの雨で移動しづらかったですが、雨の城崎の雰囲気は味があって素敵でした。
(1)温泉街は広く、飲食店、お土産屋さんがたくさん

城崎温泉の温泉街はかなり広く、外湯巡りがてらゆっくりウィンドウショッピングしていれば、それだけで一日かかっちゃうかも。



外湯巡りの1つ、一の湯。
ここは休憩スペースも広く、長時間休憩したいときにおすすめの温泉です。

城崎温泉駅のすぐ右手にある「さとの湯」。電車の待ち時間にササっと入れる距離感が魅力。

地ビールをテイクアウト。外湯巡りをしながらの一杯はたまりませんねえ…。

雨のしたたる城崎。道路に反射した旅館の光がとってもきれい。幻想的。
(2)華やかな雰囲気を重視する旅行におすすめ

ここまでの写真で認識いただけたかもしれませんが、城崎温泉はデートや新婚旅行など、華やかな雰囲気を求める旅行にこそおすすめの温泉です。
逆に、落ち着いた雰囲気を求める(祖父母、両親との旅行など)場合には、城崎温泉は少し騒がしすぎるかもしれません。
落ち着きという意味では、同じ山陰側の温泉だと島根県松江市の玉造温泉がぴったりかな。

玉造温泉は温泉街のサイズも手ごろだし、雰囲気も落ち着いています。気持ちを休める旅なら、城崎よりおすすめできます。
3.特別な旅は、ぜひ城崎へ

兵庫県の城崎温泉は、複数の温泉をはしごする外湯巡りが特徴の温泉。
温泉街の雰囲気はとても華やかで、デートや新婚旅行など、ハレのシチュエーションにぴったり。
特にコロナ禍の今、人混みを避けてゆっくりするには、温泉はもってこいです。
人生で一度は味わっておきたい、そんな雰囲気を秘めた温泉です。あなたもぜひ、城崎へ。
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同じく山陰の島根県大田市には、全国にわずか12しかない、知る人ぞ知る名湯があるってご存じですか?
その温泉の名は「温泉津温泉」。城崎温泉のようなきらびやかな温泉街はありませんが、温泉津の鄙びた街並みに溶け込んでいる様子は、とても穏やかで心癒される空間です。源泉に一切手を加えない「生の温泉」を求めて、島根へ心と体を癒す旅に出かけてみませんか?
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