日本三景・松島、天橋立、そして安芸の宮島。
コロナ禍の今でこそ来訪者が減っているものの、以前は外国人観光客も多く、小さな島には常に多くの人が集っていた。
宮島がある広島県廿日市市は広島市中心部から少し離れており、観光の際はJR山陽本線もしくは広島電鉄の路面電車(いわゆる”市電”である)で訪問することがほとんどだろう。
だが、待ってほしい。
せっかく宮島に行くのに、電車で済ませちゃうのは少しもったいない。
せっかくなら、クルーズ船でランチをいただきながら、瀬戸内海の美しさに触れながら宮島へ向かってはいかがだろう。
1.宮島へアクセス可!クルーズ船「銀河」

ランチも移動も瀬戸内観光もできちゃう、そんな欲張りな移動ツール「ランチクルーズ船 銀河」。
運行情報等は以下の通り。予約は公式HPのほか、じゃらんでも可能。
- 運行時間:11:30乗船受付~12:00広島港発~13:25宮島着(希望者のみ~14:30広島港着)
- 定休日:月曜日、火曜日、定期点検期間(1~2月の15日程度)、年末
- 料金:7,500円
お値段7,500円と少し高めだが、フレンチコースランチ付きである。
宮島観光の場合は宮島港で下船することになるが、そのまま広島港へ戻ることも可能。広島港へ戻る場合は船から降りないよう注意。
宮島からの帰りの手段だが、銀河には「宮島観光パック」なるものがあり、これであれば+1,300円で広島港への乗船券ゲットできる。
クルーズ船でランチをいただきながら瀬戸内の多島美を満喫し、宮島を観光したうえで、帰路で夕日を楽しむ…なんとも贅沢である。
なお、じゃらんからの予約であれば割引クーポンが使用できる場合もある。私は1,500円のクーポンを使って、6,000円に。
2.乗船場所・広島港へのアクセス
銀河に乗船する場合、出発点は広島港(宇品港)となる。
広島港へは、広島駅からであれば市電の5号線でアクセス可能。
広島市内(本通りや原爆ドーム等)であれば、市電の1号線もしくは5号線に乗ればOK。
広島港からは愛媛県行きの高速船等、多くの船が発着しているが、銀河乗船時の受付場所は少し離れた場所にある。

青地に白文字で「松山行き」。この矢印に沿って進んでいく。

受付を済ませると番号札をもらえるので、これをもって船着き場へGO。

銀河、発見。

子ぶりながらも豪華な仕様に期待が高まる。
乗船札を渡し船に乗り込むと、大きな鳥居がお出迎え。

宮島の鳥居、かな。
3.ランチを頂きながら、瀬戸内の美しさに触れる
乗船後、間もなくしてランチの提供が始まる。

私はお肉のコースにしましたが、お魚のコースもあります。

ウェルカムドリンク以外は有料。アルコールに惹かれましたが、今回はがまん…(´;ω;`)

わくわく。ちなみに店内はこんな感じ。キラキラしてます。

そうこうしているうちにランチの登場。まずは前菜の盛り合わせ。

うん、さすがおフレンチ。おしゃれでございます。前菜って、いろんな味わいが楽しめていいよね。
食べ終わるとウェイターさんがすぐにお皿を下げてくれました。

パン。バターが2つついている。なんだか、ちょっと贅沢気分。
続いてポタージュ。栗のまろやかさがおいしかったなあ。


メインの「仔牛背肉のロティ」!柔らかいのなんのって…

食事中、航路の島々の観光案内があります。


瀬戸内を楽しみながら、とっても贅沢なランチ。
宮島到着前に、コーヒーor紅茶と、デザートが出てきます。


以上でコースは終了。お料理、どれもとってもおいしかったです。
なお、運行中にはデッキに出ることも可能です。
瀬戸内の多島美とランチを楽しんで船を降りたら、そこはもう、世界遺産・宮島。
4.ほかの人とはちょっと違う「宮島」を楽しんで
アクセス時間だけでいえば、JRや市電の方が早いでしょう。
でもこのランチクルーズ船・銀河では、フレンチコースとともに、瀬戸内の多島美を一緒に楽しむことができます。
せっかくの広島観光。プチ贅沢で、ほかの人とは違う方法で、瀬戸内海、宮島を楽しんではいかが?
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